循環器内科
循環器内科では、心臓、血管、リンパ管などの血液の循環に関係する器官の専門的な診療を行っています。主に心不全、心筋梗塞、狭心症、不整脈、動脈硬化、動脈瘤などがあり、中には命に関わるような深刻な病気もありますので、注意が必要です。これらの病気は生活習慣病の進行が大きく影響すると考えられています。糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病が進行すると、血管に大きな負担がかかり心臓や血管の疾患の原因となる動脈硬化へと繋がります。生活習慣病を早期に治療するためには、血管や心臓の状態を詳しく検査して診療を行う循環器内科を受診することをおすすめします。当院では、循環器の疾患の治療だけでなく、生活習慣病の治療も専門的に行うことで、患者様が最適な診療を受けていただけるようにサポートしております。
このような症状がある場合は循環器内科にご相談ください
- 脂質異常症(高脂血症)/高尿酸血症/糖尿病などの生活習慣病を患っている
- 歩くと息苦しさを感じる、運動すると胸が苦しくなるが少し休むと収まる
- 横になると息苦しさを感じる
- 階段の昇降や運動の際に以前よりも息切れをするようになった
- 強い胸痛が起こることがある 胸が締め付けられるような感覚がある
- 不整脈(乱れる、飛ぶ、不規則になる)
- 動悸がある、鼓動の速度が上がった気がする
- 以前と比べて鼓動が強くなった気がする
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる(無呼吸)、呼気が弱くなる(低呼吸)状態が頻発する疾患のことです。『Sleep Apnea Syndrome』の頭文字を取ってSASと呼ばれることもあります。無呼吸は気道の中の空気の流れが10秒以上止まる状態を指します。7時間以上の睡眠中に、無呼吸状態が30回以上もしくは1時間に5回以上起こる場合、睡眠時無呼吸症候群とされます。睡眠時に無呼吸状態を自覚できる方は少なく、潜在的な患者様が数多くいらっしゃると考えられています。当院では睡眠時無呼吸症候群の専門的な診療を行っております。以下のような症状がある場合にはお気軽にご相談ください。
このような症状はありませんか
- 睡眠中に無呼吸、喘ぐような呼吸、大きないびきを頻発する
- 寝汗をかく
- 夜中にトイレで頻繁に目が覚める
- 朝起きた際に、ぐっすり寝た感じがしない
- 日中に、激しい睡魔に襲われる・集中力が低下する など
シャント手術
腎不全の患者様へ人工透析を行う際、毎分約200mlの血液を循環させる必要がありますが、患者様は静脈にそれだけの血液量を確保することは困難です。そこで、バスキュラーアクセスという透析装置と患者様の間で血液を循環させるために、血液の出入口を確保する必要があります。その一つがシャントで、動脈と静脈を直接繋ぎ合わせた血管です。なお、シャント血栓ができて閉塞してしまうと、透析治療に支障をきたすため、必ず定期的なメンテナンスを実施します。当院ではシャント手術に対応しております。気になることなどがございましたらお気軽にお問合せ下さい。